もとみやだいすけの備忘録

日々の格闘を記録。

失敗を想定する練習

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今回も私の受け持っている授業でのお話。

 

今回で言えば、14回のグループワークを行って、

そのうちの5回は、1つの企画提案を作り出してもらうために、いろいろと話し合ってもらった。

 

そして、最後にテストと感想レポートを書いてもらうのだが、この度以下のような問を学生たちに出した。

 

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以下の設定になったときに、各設問に答えなさい。
【設定】ひょんなことから10 人くらいの仲間で、大学祭に出店/出展することになりました。
明日、最初の打合せがあります。あなたは、メンバーとしてプロジェクト管理をすることにしました。

【設問】
(ア) 最初の打合せの目的・目標はなんですか?
(イ) 最初の打合せの議題を提案してください。
(ウ) 最初の打合せが失敗となる状態には、どんなものが挙げられますか?
(エ) 失敗しないためにどんな対策が考えられますか?

=================

 

 

講義の中で、会議のお作法は伝えてあるので、ア・イについては、ちゃんと参加している人は、それなりの答えが返ってくる。

 

 

 

面白いのは、ウ・エだ。

ウの答えとして、「まとまらない」「決まらない」というものが多い。

その他にも「メンバーの積極性がない」とか「そもそも会議に来ない」といったものもある。

 

 

楽天家の私だが、失敗を想定しておくということは、とても大事だと思っている。

 

何事もうまくいくわけではないので、「こんなことが起きたら、どうする?」ということは、常に考えておかないと、対応できない。

これをできるだけ考えておくと、そのことが起きたときに対応できる。

 

 

しかし、「事実とは小説より奇なり」とは、よく言ったもので、常に事態はこちらの予想をいつも軽々と超えていく。

 

そうあっても、これまで考えてきたことの組み合わせで、難局を乗り越えることができるものだ。

 

 

話戻して、学生たちの(エ)対策だが、一通りみてみると、世の中のファシリテーション本に出てくる対応策が一通り出てくる。

100人に聞けば、一通りのノウハウは発見できるということのなのか。

 

「なんとかなるでしょ?」的な楽観的なものから、

緻密に論理構成を考えるもの、関係性を改善して取り組みやすい環境を整えようとするものなど、着眼点が多様である。

 

なかなか、こちらとしても学びになる。

時間の関係で、問題解決の糸口を分類して話してはいない中で、そこまで返ってくるのは、期待以上の成果だった。

 

 

会議の失敗を想定し、対策を打つ、そして、振り返るという練習を提供して、力をつけた彼らの成長が何よりもうれしい。

 

 

 

 

 

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