もとみやだいすけの備忘録

日々の格闘を記録。

「減価償却費のおかけで、大変でよ~~~。」

減価償却費のおかけで、大変でよ~~~。」
私の父が、サラリーマン時代のことを思い出して、ぼやいた言葉である。

 

 

この言葉を思い出したのは、今定期的に入っている企業様で、
会計周りの基礎知識について、以下を教科書を使いながら学んでいるときのことである。

キャッシュフローと損益分岐点の見方・活かし方

キャッシュフローと損益分岐点の見方・活かし方

  • 作者:本間建也
  • 発売日: 2010/12/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

 

この中で減価償却費について出てきた。

 

一応ちゃんとコンサルをやっているので、 知識としては当然持っている。

念のため、まとめサイト

 (コンバクトな感じ)

biz.moneyforward.com

 

(図説も入れながら、しっかりと。)

switch.or.jp

 

 

 

 

でも、正直、あまり今までピンと来ていなかった。
「資産として計上したものを、経年劣化していく目減り部分を経費として損金計上する。」
くらいの認識。


「帳簿には情報として書き込むが、現金は動かないので、 数字の話」
だと思っていたこともあって、実感を持てなかった。

 

確かに、儲かっている時は、損金計上できる金額が増えるので、
法人税が下がり、ラッキーである。

 

 

 


しかし、儲かっていない時は問題である。

 

減価償却費は、業績の如何に関わらず、固定費として計上されてくる。
おまけに実態は目に見えない。 自動的に引かれている。
(本当は自動的ではなく、会計士さんや経理の方が粛々と計上するのだが。。。。)


「一生懸命頑張って、売上伸ばして儲けたぞ!!!
と思っていたら、
減価償却費のことを勘案していなくて、赤字


ということが頻発しているらしい。
赤字とは言わないまでも、 利益を圧縮することはよくあるみたいだ。

 

 

そんなことをコンサルしている中で、実感することになった。


その時に、父が言った言葉の意味が腹に落ちた。

父もそんなことに直面することがあったのだろう。

あの人だったら、考えることより会いに行くことを大事にしていたので、
確かに直面しそうだ。

 


「父ちゃん。大変だと思うよ。うんうん。」

 


今度、墓参りをしたときに、「ふ~~~ん。」と実感を持てなかったことを詫びることにしようと思った出来事でした。

 

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