サンクスカードを書く
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大学で行っている講義でのワークショップにおいては、
数回に渡って議論してもらって、最後に企画提案をしてもらっているのだが、
企画提案プレゼンの後に、振り返りを行っている。
チームとして活動できたのか。
チームの中でどんな出来事が印象に残っていて、
その出来事が、自分たちにとってどんな意味をもったのか。
よかったこと、次は起こしたくない出来事、次はこうやりたい
などなどを述べてもらう。
振り返りの定石としては、
これらの議論や対話を経た後に「明日からできること/はじめること」を宣言してもらうのだが、
私はアレンジとして、その前にチームメンバー1人1人にサンクスカードを書いてもらうようにしている。
この一番の目的は、
「感謝を受け取ることで、自己高揚感を高めること」
なのですが、
実は、その他の目的はいくつもあるのです。
このワークに仕組んだ試練としては、
「一緒に働いていた人を評価し、感謝していることを探し出す」ことです。
いっぱい働いてくれた人には、感謝の言葉を述べることはできると思います。
しかし、チームに貢献してくれる人ばかりじゃない。
でも、その人にサンクスカードを書かなきゃいけない。
さぁ、どうする。
ここで、受講した学生たちは他人を評価することの苦悩について片鱗を感じてもらう。
「えぇ~~~。人の動きなんて、見てなかった!」も含め、
「あいつ、なんもしてないじゃん」と思いつつも、
一生懸命良いところを言おうとするのが、若者の心理なので、そこを念頭に置いている。
で、
◯一生懸命探して、なんとか書く
◯心にもないことを書く
◯「君には、感謝を言えない!」と言う
などの選択肢と向き合う。
その上で、サンクスカードを受け取り、自分の行動を振り返り、
言葉1つ1つを反芻していく時間を持つ。
カードを受け取った人は
「そんな風に思われていたんだ。」と思いつつ、
喜び、驚き、悔しさ、落胆を覚えるわけだ。
この人間臭いやりとりの中で、
頑張ることの大切さ、見てもらえること、自分の見せ方といった人間的な成長が期待して、このような体験を組み込んでいるのである。
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