行動を促す声がけについて考えてみる
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私も絶賛子育て世代なので、日々子どもたちとのかかわり合いや伝わらなさに頭を抱えているわけですが、
先日も、キャンプ道具の片付けを息子が手伝わず、妻が声をかけても動かなかったのだが、私が声がけしたら動いたときのケーススタディを行ったので、その報告です。笑
私がテントの片付けをしているのに、ゲーム勤しむ息子。
「片付け手伝ってくれないのかな?」と聞いたらしいが、
「う~~~~ん。」と言ったきり動かない息子。
その後、妻が片付けを手伝い始めた。
「あれ?(息子)は、どうした?」と聞いたら、
「ゲームしている」と妻。
早速「ゲームしているなら、手伝って!」と、キツめに言うと、そそくさと手伝い始める息子。
そして、片付け終了。
ワンコの散歩をしながら、いろいろフィードバック。
(子育ての方向性の確認やフィードバックをし合うようにしている。)
その中ではっけんしたのだが、行動を促す声がけする様式には、3つあるのではないかと思う。
1)妻がしたように「◯◯してくれないのかな?」というもの。
選択を迫っている言いぶり。
しかし、声がけした人は、手伝ってしてほしい。
つまり、反語的になっていて、文脈理解する力が結構必要。
また同時に、文脈理解力が高い人から見ると「やると決めたのは、あなた」ということになり、「指示者は責任を取りたくないらしい」と見られかねず、実は安心して関われない声がけの方法。
また、ワタシ的には「べき論」「ねばならない」が見えるのが、気がかり。。。。。
「べき論」を掲げた人の価値観に飲み込まれそうになるので、声がけされた人の動きを躊躇させると、私は思っている。
(実際に「べき論」が出てくると、その「べき」に疑いをかけるという思考様式が習慣化してしまっている。)
ここまで考えてみると、かなりの関係性ができていて、自発的な貢献心を期待できる状態でないと動かないので、結構リスキー。
ここまでは、書いてみて気づいたが、心理的な駆け引きあるんだな。
駆け引きすると、誠実性の優先度が下がる傾向にあると私は思っているので、なるべくそうならないようにしている。
2)「〇〇しなさい」と命令する。
簡単にとりそうな選択肢。
指示する/されるの関係が明確なため、支配する/されるということになり、
子育てとして、それで良いのか?と思ってしまう。
自分にとっての「子育て」とは、どのような関係で行いたいのかは、明確する必要そうだ。
3)私がしたように「〇〇してほしい」と依頼する。
ここでは、困っているのは私なので、「私を助けてほしい」という文脈にしておく。
とりあえず手伝いに来てくれたら、「ありがとう」といい、
終わった後にも感謝を述べる。
あくまで求めているのは、私への貢献で、
「困っている人は助けましょう」というありがちな価値観に呼びかけるので、言われた側も動きやすい(と思っている)。
指示する/されるの関係が見えなくもないが、
「頼む」という行為を一段置いているので、強制力は和らいでいる(と思っている)。
ここで語ったこと以外の要素もあると思うが、
1つの側面を捉える考察ではありそうかな?
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