もとみやだいすけの備忘録

日々の格闘を記録。

気持ちはちゃんと伝えておかないといけないんだけどさ。

「これはどういうこと?わかるように教えてほしい。」

 


これは、30代の私を苦しめた質問です。

 

 

そもそも分かるように説明しているつもりなので、
今更わかるように教えてほしいと言われても、
何をしていいのか思考停止になるわけです。


でも、そこで、いやいや言っても、押し問答になるのが関の山。

 


それでも若い頃は頑張りました。なんとか理解してもらえるように。

 

 


そして理解されたころに、ハッと気付くわけですよ。
「この言葉は、自分の言葉じゃない。。。。。。」って。

 

 


そして、大きく下がっていくモチベーション。

 

 

説明することに労力を使い果たしてしまって、
理解された内容は、自分の思いとは大きくかけ離れたもの。


明らかに「あーそういうことか。」と言われるために頑張るようになっていて、
自分の思いを伝えることの優先度が下がっている。。。。

 

 


たまに内省を促すような質問があると、
原点に立ち返って、伝えたいことを整理できるのだが、
一般的な議論の場やアイディア会議では、そんなことはまずない。

 

 


だからだいたい自分の言いたいことを言い換え表現することに労力を払い、
終わった頃には疲労困憊。

 

 


言葉の定義やイメージ、論理の作り方、是非の判断基準は、
個人がそれぞれ持っているものは、大きく異なる。

その前提をみんな頭では分かってるんだけど、
実際のコミュニケーションの現場になると、
そのことが飛んでいるんですよ。はい。

 

だから「いや、もういいっす。」って感じで、心が閉店ガラガラするわけです。

 

 

齢40を超えてくると、この経験がゆえ、見通しがついてくる。
「まず、どう受け取ったか教えてください。」とか、
 余裕ぶっこいたいけ好かない逆質問をするわけです。


頑張って説明して、効果があるのか。
さっさと切り上げて、別のことに時間を使った方がいいのか。

 


それは、自分の目的目標とタイムリミットを総合的に勘案して、判断。

 


あくまで、それは私の都合であるので、
全体として、それで良かったのかは、甚だ疑問。

 

 

しかし、そこまで考慮して、全体を俯瞰されていることはあまりないので、
そのことで、モチャモチャすることはない。

 

一瞬モヤッとした空気が流れるが、そのままサラッと進む。

 


たまに「今、そこでなんか飲み込んだでしょ。」と、突っ込んでくる怖い人たちがいますが、それは特殊なこと。

 

 

 

 


「伝える」ことを「伝わる」ようにするには、どえらい労力がかかるんだよね。
私の場合。

 

 

 

「伝わらなかったんですね。はい。」から
「だったら、いいです。」と「う~~んと、言い換えるとですね。」の間には、
これまでの個人の文脈が影響しているわけです。

 


しかしながら、この判断に寝不足とか二日酔いとかの要因が刺さりこんで、
話をややこしくしていることもあるので、ご注意を。汗

 

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