自己啓発ワークショップと、キャンプファイヤー
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私は、学生時代に野外活動のボランティアをやっていたこともあって、
キャンプファイヤーに参加し、ときにはファイヤーゲームを先導したりということをやっていた。
ファイヤーゲームのプログラムを考えていくのに、よく言われたのが、
「最後の村長さんの話を、子どもたちがしっかり聞いてくれるような場を作ること」。
これが、実はキャンプファイヤーの目標(アウトカム)。
関係性を紡いで、盛り上げていって、発散して、スッキリした気持ちになって、落ち着いて雰囲気を作って、村長さんの登場。
あとは、村長さんがもっともらしい話をしてくれるので、キャンプリーダーを場づくりに専念すればいい。
私は、研修や教育系のコンサルタントを生業としているが、
知識や技術を伝えるというより、
その時間の中で気づきを得て、それを学びに変えて、
明日から気をつけることが1つか2つ増えるということを目標にして、
サービスを提供している。
キャンプファイヤーの経験が、いまの研修やワークショップを行う仕事で、とても役立っている。
さすがに研修中にファイヤーゲームをやったりはしないが、
場を開き、お互いの温度感を合わせていって、
自分の中の何かを安心した気持ちで出して、
す~っと落ち着いて、振り返る。
このプロセスが共通している。
私思うに、自己啓発系ワークショップは、
行動が変わるための手がかりづくりなので、
他者とのふれあいを通して、内省を促していくことが
とてもキャンプファイヤーに似ている。
研修最後に、気付きを聞いて、村長さんの話のようなことをしている。
受講生のみなさんに「あの最後の話が、いつもスッと入る。」と、
評価していただける。
たぶん、それはしっかり取り組んでいただいた結果であって、
私の話は、みなさんの気付きを反復したり、言い換えたりしてくらいのもんで。
意外と大したことはない。
一歩踏み出すために必要なことや、踏み出した後にやってくる困難について、
ちょっと経験談を話しているくらいなので、ものすごい技術を使っているわけではない。
最後に私が話し始めるまでに、
この時間の中でした体験や、話したこと/聞いたことから、気づきを形にすること、
そして、反復を受けることが学びを深めることになるのではないかと思う。
ワークショップのマネジメントとしては、キャンプファイヤーはとても有効というのが、私がいいたいこと。
(うまく落ちない。。。。。)
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